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特長

APIモジュールを使用したリング照明用光源の一括配置

「照明Simulator CAD」でモデル化したLED光源を、APIモジュールを使用し任意に指定した円周や、角度に一括にプログラムをご提供します。

LEDを円錐状に配置 LEDを平板に配置



一括配置までのフロー

1. リング照明で使用する光源をss部品として保存します。

IESエクスポートまでのフロー3IESエクスポートまでのフロー4IESエクスポートまでのフロー5

2. API実行メニュより「SSCADRING.dll」ファイルを選択します。




3. 専用入力画面「Ring配置ツール」が表示されます。



方向パラメータ(1):「角度θ指定」を選択

方向角度を入力すると、目標座標Z(mm)が自動的に計算されます。


方向パラメータ(2):「角度Z指定」を選択

目標座標Z(mm)を入力すると、方向角度θが自動的に計算されます。


追加するデータグリッドビュー数を選んで「追加」ボタンをクリックします。




入力パラメータの考え方

点線の円はyz平面上に描かれているので、これをyz平面の円と呼ぶことにします。
このyz平面の円の半径をr=62(mm)とします。

上記図中の直線ABの長さをRとしますと、φ=30度のときは31(mm)です。
このとき、三角形AOBの角AOBはφになり、この三角形を構成するパラメータは、

  • 1. yz平面の円の半径r
  • 2. ABの距離R
    (入力上では「(リングの)半径R」)
  • 3. 点Aのz軸の値H(入力上では「配置座標Z」あるいは「目標座標Z」)
  • 4. 角度Φ(入力上では「方向角度θ」)
の4つとなり、このうち2つのパラメータの入力から、残りのパラメータを求めております。
※β版では赤枠については計算補助シートで求めて下さい。


4. データグリッドビューの編集



5. 配置の実行「実行」ボタンをクリックします。

「照明Simulator CAD」が自動実行し配置します。


※光源をコリメート光(鉛直光源)に指定し、光線追跡テストで確認